『ヴェノム レット・ゼア・ビー・カーネイジ』
あけましておめでとうございます。昨年は大変お世話になりました。
昨年から始めたこのブログですが、今年も自分の興味や関心のある話を、気が向いた時に忘備録的に書いていくというスタンスで続けていこうと思っております。記事の内容が良いかどうかは自分には計りかねますが、今後とも時々で良いので読んで頂ければ嬉しいです。
で、新年一発目のブログですが、よりによって昨年鑑賞した映画の話です。ベスト10を書くことを優先した結果去年の内に書けなかったので……。
続きを読む2021年映画ベスト10
毎年Twitterで更新したりブログで更新したりで統一性が無かった年末ベストですが、今年はこちらに書き込んでおこうと思います。やっぱり記録として残しておいた方が良いですし。
昨年同様、今年もコロナ禍以前と比べると映画館に行く回数がかなり減ってしまいました。ので、ベストといいつつ順位付けにはそこまで意味が無くて、実際には「この映画面白かったよリスト」くらいな感じで受け取って頂ければと思います。
あと今年はDisney+に加入した関係でそちらのドラマを鑑賞する時間も増えたのですが、そっちはあくまでドラマということで今回は対象外です(ドラマは『マンダロリアン』がぶっちぎり1位。そもそもシーズン2でさえ去年ですが)。
続きを読む『マトリックス レザレクションズ』
『マトリックス レボリューションズ』はなぜ名作なのか
今月17日、かのキアヌ・リーヴス出演作にして、一世を風靡した映画シリーズの最新作『マトリックス レザレクションズ』が公開される。
あの『マトリックス』の新作が公開されるという事態に、既に尋常でないほど緊張している。具体的に言うと『シン・ゴジラ』の公開前とか『ブレードランナー2049』の公開前くらい緊張している。もしくは、一度完璧な形で完結したにも関わらず続きがつくられるという意味では、劇場版『遊☆戯☆王 THE DARK SIDE OF DIMENSIONS』の公開前くらい緊張している。この例え伝わりづれぇ。ともかく、それくらい僕にとって『マトリックス』という作品は重い。『スター・ウォーズ』や『ブレードランナー』同様、この映画シリーズから受けた(悪)影響は計り知れない。
早速脱線するが、『マトリックス』が公開された1999年という年の映画はとにかくヤバい映画が多い。単純に面白い映画というより、その後に与えた影響力が激しかったり、問題作だったりするのが多い。具体的には『ファイト・クラブ』とか。あと個人史的には『ガメラ3 邪神覚醒』と『劇場版デジモンアドベンチャー』も欠かせないのだが、この辺については機会があればまた書きたいと思う。
僕は99年当時はまだ小学生で、『マトリックス』もえらく大人の映画に見えて特に映画館で観ようとは思わなかったのだが、4年後の続編連続公開(今でこそそこまで珍しくもないが、続編を短いスパンで連続公開するというのも当時は驚いたなぁ……)タイミングで第一作が地上波放映されたことにより覚醒。本作のファンのご多分に漏れず、スタイリッシュすぎるアクションと映像美、厨二心をくすぐりまくる設定にすっかりやられ、気づけばスピンオフの短編集『アニマトリックス』も含めてシリーズを完走(と言いつつゲームはできなかったけど)し、人生の軸のズレに拍車がかかった。
いずれにせよ、出来がどうなるとしても『マトリックス レザレクションズ』の公開自体が僕にとっては大事件なのですが、その前にどうしても触れておきたい、もっと言うと名誉を回復させてあげたい作品がある。
それが前作にして“元”シリーズ完結編『マトリックス レボリューションズ』である。
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